僕は、「品」と「恥じらい」のある女性が好きなことに最近気が付いた。
どんなに見た目がかわいくても、品のない女性は好きではない。
タイプでなくても、恥じらいのある女性にキュンとなる。
今まで深く考えたことがなかったが、どうやらそうみたい。
「好きな女性のタイプは?」と聞かれて、結構困ることが多かったが、「品と恥じらいのある女性」という言葉で集約できそうだ。
ちなみに年齢は関係ない。
現に、僕は今、60歳半ばであるが品と恥じらいのある女性に好意を持っている。
僕は既婚者であり、40半ばであるので、付き合いたいとかそういうのではなく、仲良くなりたい、お話ができれば十分である。
ここから話が大きく変わる。
今回、好きな女性のタイプについて深く考えてみたのだが、今までの僕は、あまり「自分」というものを深く掘り下げて考えることをしてこなかった。
理由としては、僕は今まで、「他人ファースト」の人間だったから。
場が和むのであれば、みんなが喜ぶのであれば、自分を隠し、自分を殺し、喜んで道化になった。
いつも人に合わせることを最優先にし、自分を抑え込んできた。
そうやって周りと、社会とうまく付き合ってきた(つもりだった)。
僕はいつも我慢していた。
そして、昨年、気持ちの糸が切れてしまったのだ。
うつ病になった。
他、様々な面で、嫁との考え方の相違が目に見えてくっきりして、関係も少しギクシャクして、自分の中で我慢が限界になった。
なので、嫁に対して、自分が我慢していたいろいろなことを伝えた。
嫁は思った通り怒った。もっと早く言えとも言った。
僕の主張は、思っていることが素直に言えたら、うつ病になんかなっていない。
「自分が我慢すれば平和」という考えは、周りの近しい人には理解されない。
これからは、周りに対して我慢することを、少しづつ辞めて行こうと思う。
少しは図々しく生きて行けるよう考えを少しずつ改めて行こうと思う。
そして、自分がどういう人間なのか?
どういうことに喜びを感じるのか?
どんなことに癒されるのか?
どんなことについて楽しいと思うのか?
今後の人生において何をやりたいのか?
自分の今世の使命とは?
今まであまり考えてこなかった、「自分」というものを知りたい。
これからは、自分の内面を掘り下げる作業をしていこうと思っている。
そういう時間をしっかりと確保したい。
これからは、「自分ファースト」で生きていく。
自分ファーストを貫きつつ、その上で、人の役に立てるように自分の力を使えたらと思っている。