迷色まくるの巡礼の日々

迷色まくるの巡礼の日々

1日1000文字15分で

現実の不満足を妄想で満たしている僕。

生きていると、思い通りにならないことが多い。

仕事、同僚、家庭、友人、親、兄弟、趣味、時間、様々なスキル、、

何を得て、何を諦めるか。

何に注力し、何に目をつぶるか。

何を気にして何を気にしないか。

自分の時間には限りがある。

持っている能力は大したことない。

得手不得手もあれば、努力にも限界がある。

身体は1つしかない。


会社の先輩が、

「1度しかない人生なんだから、楽しまなきゃ損だぞ」

と言い、世間体なんぞ全く気にせずに、奥さん以外の女性と遊んでいる。

僕から見たらとても突き抜けていて、ある意味うらやましい。

普段の会話でも、他人のことを気にせずに、しゃべりたいことをしゃべり、また他人を否定している。

相手のリアクションはお構い無しでしゃべりまくる。

味方も少ないが、本人は人生を楽しんでいるようだ。


そんなことはとうていできない僕は、妄想の世界で楽しんでいる。

もしも、みんなが憧れるマドンナと、自分だけが仲良くなれたら?

もしも、独立して大成功をおさめ、何不自由なく暮らせたら?

現状に満足していないから、妄想の世界で欲求を満たしている。


幸せなんて心の持ちよう次第です。

他人と比べても辛くなるだけです。

ほんとうは、毎日、ご飯が食べれて、家族の笑顔があるだけで幸せなはずなのに。


人間は欲深い。

僕もそうだ。

現実と妄想の狭間で心が揺れている。