迷色まくるの巡礼の日々

迷色まくるの巡礼の日々

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周りを喜ばせるために無理をした。結果、自分が失われてしまった。

自分を卑下してまで周りに馴染もうとするのはやめよう。

自分の経験談です。


幼い頃から人見知りで自分に自信がなくて。

だから、物事がうまく回るのなら、自分が犠牲になったし、場がなごむのなら、自分を卑下して笑い者になってきた。

コミュニケーション能力が劣っている自分が、社会に順応するために身に付けた術だった。

それでいいと思ってたし、それが自分の生きる道だと信じていた。

うまく回っていた、しばらくの間は。

みんなに喜ばれ、笑われ、力や発言力のある人に可愛がられていた。

自分としてもうまくやっているし、コミュニケーションに自信がついてきた。

しかし、それは少なからず自分を追い込んでいた。

自分を卑下して笑われることに、自分が傷ついていることに気づいていなかった。

そして、気づいた頃にはもう遅い。

「傷付いてるからやめて」

そんな言葉も冗談ととらえられ。

いきなりキャラチェンジをすることを周りは許してくれない。

心がしんどいまま、傷ついたまま、からかわれ続け、さらに心は病んでいった。

からかっていた人は、可愛がっているつもりだっただろう。

僕が病んでしまったことも、距離をおいたことにも大きな不満があるでしょう。

そんなことを考えるとさらに気持ちは沈む。

無理をして、周りに溶け込もうとしても何も残らなかった。

自分からかなりの人が離れてしまった。

今は、心のリハビリ中。



無理をしてはいけないね。

ありのままの自分を受け入れてくれる人とだけ、親密に付き合えばいい。

変わらずに話してくれる人達もいるし。

また、気の合う人も、そのうち現れるでしょう。

今回の経験は辛かったけれど、無意味なことではないと思う。

今後の僕の人生のどこかで役に立つはず。

誰かの助けになれるといいな。