うつ病がひどかった時は、世の中全てが敵に思えました。
他人事の何気ない言葉や仕草だけで、「俺、嫌われてる」と感じてしまい、勝手に落ち込んだものです。
その時に、人に薦められてやっていたのが、「安心したこと、満足したこと、感謝したこと」などを毎日、紙に書き出すことです。
これを毎日続けていたら、
「自分はそこまで嫌われていない、勘違いや思い過ごしなんだ」
と、気付くことができ、前向きな気持ちになれました。
今は、落ち込んでいませんが、今日は久しぶりに、最近の「よかったこと」について、書き留めたいと思います。
・将来、起業するのが夢だと話したら、おばちゃん2人が「僕の下で働いてくれる」と言ってくれた
・1人はいつも僕の悩みを聞いてくれる親くらいの年の人。話していてとても楽しいし、優しいし、僕の味方をしてくれるので、とても居心地がよい。だから、とても嬉しかった。
・もう1人は、昔からの知り合い。こちらの方は、僕のことをイジッてきたり、また厳しい言葉で叱咤激励をしてくれたりする人。「お茶 '飲み' 係」として雇われてもいいそうです。こういう冗談を気軽に言い合えるし、信頼できる人なので、こちらもとても嬉しかった。
・社長や取締役のいる会議でのプレゼンにて、ある部署からのお怒りクレーム(いちゃもん)に対して、うまく切り返すことができたこと
・この会議後、普段話したことのない先輩社員に「大変だな」と声をかけてもらえたこと。この人には絶対嫌われてると思ってたから、嬉しかったし、ビックリした。
・同様に他の課の課長にも同情していただいた
・同級生の女子と、結構長めにおしゃべりできたこと。周りの目もあり、普段は中々話しかけられないので嬉しかった(それも気にし過ぎなんだけどね)
・うつ病のきっかけになったトラブルの相手から、優しく声をかけられたこと(真意は不明だが、僕はプラスに受け取り、心は軽くなった)
といろいろいいことがありました。
仲の良い人からは応援の気持ち、言葉をいただけた。
仲の悪いと思っていた人からは、「自分の思い過ごしだったのかも」と思えるような言葉をかけていただけた。
自分の気持ちの持ちようで、気分は上がったり沈んだりします。
うつ病の時には、人としゃべる機会も減りますし、どうしても考え方がマイナスな方向へ行きがちです。
「よかったこと」を書き出すことで、気持ちを前向きに持っていく、維持することができると思います。
よかったら試してみてください。