迷色まくるの巡礼の日々

迷色まくるの巡礼の日々

1日1000文字15分で

人生をジャズのように

こんばんは。今日も1000文字15分で。

今日はジャズのコンサートに行ってきました。

おそらく60代のミュージシャンたちによるクインテット

クインテットとは5人編成。

今回のコンサートは、アルトサックス、テナーサックス、ピアノ、ウッドベース、ドラムスの5人でした。

ジャズはほぼ知識ゼロですが、何となくジャズのリズムや音色、メロディには惹かれるものがあり、

今回、初鑑賞してきました。

演奏者が円熟の方たちなので、客層も60代以上のお兄様お姉さまが95%以上。

僕なんかは若造の部類に入るでしょう。

でも、演奏はパワフルでした!

2種類のサックスが掛け合いしたり、ソロパートを弾き分けたり。

アルトはしぶくてカッコいいイケオジ。音色も渋くて艶がありました。

テナーは明るくてカラっとしたイメージ。晴れやかな音色でした。

ピアノ。サックスメインの時はベースやドラムスのように目立たなく下を支えているのに。

ソロパートは、これぞジャズ!というような自由な演奏。

バリエーションも豊富でずっと聴いていられる心地よいものでした。

ピアノ本人もノッてしまってずっと弾いていそうな勢いで

タイムキーパー的な役割のテナーの方が時計をちらちら見ながら

長いよ~

という心の声が聞えてきそうで笑えました。

ベースは大きな楽器(コントラバス)を指ではじいて演奏するもので

演奏者の方は立たせたベースを後ろから抱きかかえるような姿で

とても楽しそうに演奏しているのが印象的でした。

ドラムスのシンバルをそっとたたくチンチン音。大好きです。

僕がジャズに惹かれるのは、ベースのボンボン音とドラムスのチンチン音ということに

今日気付くことができました。

ベースとドラムスの音が主旋律の下でそっと支えるジャズが好き。

今日も、アルト、テナーの下で控えめながらそっと聞こえてくるベースとドラムスの音にうっとりしちゃいました。

アンコールも入れて全13曲。2時間たっぷりと楽しませてもらいました。大満足です。

しばらくジャズにハマりそうです。

思ったのですがジャズって本当に自由なんですね。

ソロパートなんて自分の好きなように弾けばいい。長さもメロディも。

お客さんが聴いていて心地いいという前提はありますが。

演奏途中に拍手OKですし。ソロパートを終わるときに毎回拍手してました。

自由なところもジャズの大きな魅力ですね。

人生もジャズのように自由に生きればいいなと思います。

決まったルールもいいけれど。

意図的に実験的に少し道を外したら、周りの人たちが笑顔になるようなことが起こるかもしれない。

今の世の中ルールだらけ。増えてくばかりでしんどいです。

おもしろいと思ったことはどんどん実験的に試していけばいい。

きっと人生がもっと楽しくなる。

周りの目なんて気にせずに。

ジャズのように自由に人生を生きていきたいな。

お時間オーバーしちゃいましたね。では、今日はこの辺で。