迷色まくるの巡礼の日々

迷色まくるの巡礼の日々

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音楽のど素人が武生国際音楽祭2020に行ってきた。感化されピアノを習いたくなった。

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コロナ禍のため、しばらく行けてなかったピアノのコンサートに、本日久しぶりに行ってきました。

ベートーヴェン生誕250年に寄せて」会場は越前市文化センター大ホールです。

僕は音楽のど素人ですが、ピアノの音色が大好きなんです。好きになったきっかけはKalafinaライブなんですが。

今日も、みっちり2時間半、ピアノやバイオリン、チェロとのハーモニーを楽しんできました。

以下、素人ながら所感を書かせていただきます。

ベートーヴェン 「エリーゼのために」 伊藤恵
コンサートプロデューサーの伊藤恵さんによるピアノ演奏。誰もが知っている曲ですね。指のタッチがものすごくやわらかでした。楽譜はなく頭に入っているようです。

ベートーヴェン 「幻想曲風ソナタ」 伊藤恵
最初はゆったりと楽章が進むにつれ激しく、低音から高音に指が勢いよく移動する。感情をピアノにたたき込んで演奏してました。プロだなあって思いました。

・ペリオ 「セクエンツァⅧ」 山根一仁
イケメンバイオリニスト。バイオリンっぽくない演奏でした。最初、子供がバイオリンで遊んでるような感じで、大丈夫なの??って思った。パンフレットによると、「超絶技巧や特殊奏法の連続で、そのアイデアの豊かさと、放出されるエネルギーの強さは聴くものを圧倒する」だそうです。たしかに圧倒されました。エネルギー、ほとばしってました。演奏、曲のイメージは、「和」。山伏とか天狗をイメージしました。和的サスペンスっぽい感じでした。あと、バイオリンも指で弦をはじくんですね。チェロでは見たことあったけれど。この曲では左手ではじいてました。

ベートーヴェン 「ヴァイオリンソナタ 第7番」 毛利文香、北村朋幹
ピアノとバイオリンの競演。こちらは僕のイメージのバイオリン演奏でした。西洋的な。外国の湖のほとりで聴くようなイメージのバイオリン。こちらの方は弦を右手ではじいてました。2人の息はぴったり。バイオリンの方は正面を見て、後ろのピアノを見ていない。よく息が合うなあ。すごく練習したんだろうか。それともプロなら朝飯前?気になるところです。

細川俊夫 「小さな歌」 岡本侑也
チェロ独奏。こちらも「和」を感じさせる曲。時代劇で流れそうな感じ。鬼平犯科帳で流れてそう。演奏家の方が最前席のご老人(師匠?)に敬意を向け、その御師匠も観客の拍手に応えてた。誰なんだろう。偉い人?

ベートーヴェン 「チェロソナタ第4番」 岡本侑也、北村朋幹
ピアノとチェロの競演。こちらも前衛チェロ、後衛ピアノのフォーメーション。でも息ピッタリ。すごいなあ。タイミングをどうやって合わせてるんだろう?ピアノとチェロの掛け合いが見ごたえありました。

ヴェーベルン 「ヴァイオリンとピアノのための4つの小品」 毛利文香、北村朋幹
バイオリンとピアノの競演。前衛後衛のフォーメーション。こちらも息ピッタリ。というか、最初は演奏で対話をしているように感じたのだが、後半は対話というよりもバトルをしているかのようでした。すごかったです。バイオリンの方、あごの下にタオル?をかましているのはなんでだろう?汗でバイオリンが汚れるから?もう一人のバイオリニストの方もタオルをかましてました。

ラヴェル 「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」 山根一仁、水野優也
イケメン2人による競演。2重奏が美しい。こちらも掛け合いが聴きごたえありました。弦楽器っていいですね。


本日のコンサートにとても癒されました。コロナ禍で我慢の連続でしたがうっぷん晴らしができました。

演奏家のみなさん、情熱的な演奏をどうもありがとうございました。エネルギーがものすごく伝わってきました。

僕は、以前、ピアノを独学で始めようとしたのですが、楽譜が読めない、両手で弾けないで挫折しました。

しかし、今回のコンサートを拝聴して、やはり自分でも弾いてみたいと強く思いました。

どうしても、Kalafinaの楽曲、特に「アレルヤ」をピアノで弾きたい!

ピアノ教室に通おうかな~って思います。

人生1度きり。後悔しないようにやりたいことをやりたいと思います。