迷色まくるの巡礼の日々

迷色まくるの巡礼の日々

1日1000文字15分で

流浪の月を読んだ

先が気になって2、3日で読んだ。登場人物がほぼ全員にどこか欠けているところがあって、それぞれがうまく助け合って生きていこうとするんだけれど。さまざまな心のすれ違いがあって悲劇を生む。主役の文と更紗。楽しく安らげる時間の描写も、次に訪れるであろう悲劇が予想され、読んでて少し辛かったな。どうか、2人に安らぎの時が訪れますように。と願いながら読んでた。

本屋大賞って本当に面白いなあ。ここ、4年くらいの作品しか読んでないけど。書店員さんが選ぶだけあってオススメ作品ばかりですね。愛の溢れる物語、読んでて明るい気持ちになる作品が続いていたのですが。今年は少し違った愛の作品でした。


『相手のために』取る行動。
実は全て自分のため。実際の世の中でも多いですね。自分にも心当たりはあるのですが。

気持ちのすれ違い。
これは難しいですね。夫婦。家族。友人。同僚。相手を想う気持ちが大事。歩み寄り、譲り合いも大事。しっかり、落ち着いて、相手を尊重して。相手の意見をまずは聞く。受けいれられないことについても、しっかりと理由を告げて伝える。その上で、どう折り合いをつけるか話し合う。一方的に拒絶するとか、「分かってくれない」と嘆いてしまったら、すれ違いの始まりだよ。

以上。最近の思うところ。本を読んでて思ったことてした。