ほっこりしたい人、感動したい人にオススメの小説。
今朝、早起きして「そして、バトンは渡された」を読み終わりました。
とても爽やかで、キレイで、感動できる物語。
とても楽しい小説でした。
そして、ラスト数ページは泣けたなあ。
涙がウルウルで、文字が読めなくなりました。
こんなことってあんまりない。
朝から1人で笑って泣いて、心がほっこりしました。
読み始めに「面白い予感がする」と記事を書きましたが、その通りでした。
僕の人生で、3本の指に入る小説になりました。
こんなに楽しくて、笑って、心暖まって、ページをめくる手が止まらない小説は久しぶりです。
ずっと読んでいたい、森宮親子の物語をずっとずっと読んでいたい。
残りのページが少なくなるにつれて、物語が終わってしまうのがとてもさびしくなりました。
ネタバレは極力しません。どんな小説も、なるべく事前情報が少ない状態で読んだ方が面白いと思うので。
小説好きな人はもちろん、普段読書をしない方にもオススメです。
以下、オススメポイントです。
・文章が比較的平易でとても読みやすい。
・登場人物が多くないので物語が分かりやすい。
・過激な内容は皆無なので安心して読める。
・父親の森宮さんのズレた発言(本人は大マジメ)が笑えます。
・娘の優子ちゃんを守ってあげたくなります。
・登場人物達それぞれの家族の絆、愛の形のひとつひとつがすばらしいです。
・爽やかできれいな物語で読後感はとてもスッキリです。
そして、登場人物の発言に力があるというか、魅力的だというか。
特に魅力的だなと思った発言箇所を2つあげます。
・279ページの梨花さん、森宮さんの発言。
・357ページの早瀬君の発言。
内容は伏せておきます。
ご自分で読むのをお楽しみに。
書きたい内容がいっぱいあるなあ。
ネタばれになってしまうのでガマンガマン。
とにかく最初の数ページだけでも読んでください。
物語に引き込まれ、最後までやめられなくなりますよ。