迷色まくるの巡礼の日々

迷色まくるの巡礼の日々

1日1000文字15分で

夜の側に立つ

☆☆☆☆☆ (星5つ)

3行解説
・優秀な人間のそばにいる平凡な自分の劣等感
・過去の出来事への後悔ととらわれ
・シチュエーションによる衝動的な殺意

状況が揃えば、誰にでも殺意に近いものが湧いてくるのでは?衝動的な殺人者とそうでないものの差って実は紙一重なんではないか?自分が夜の側に立った時にどうするのか?考えさせられる。

自分も過去にとらわれすぎなので心に刺さる話だった。
時代が交錯する話、好きだな。よく考えられている。3の隣は5号室とかもおもしろかった。


夜の側に立つ

夜の側に立つ